相撲部員に“行き過ぎ指導”暴力行為、繰り返す

福島県郡山市日大東北高校で、相撲部顧問の20代の男性教師らが練習中の部員に対してののこぎりを使用するなどの暴力行為を繰り返していたことが分かりました。

高校によりますと、相撲部の顧問を務める20代の男性教師らが1年生の男子部員に対して練習中にのこぎりを使用したり、頭をゴム製のハンマーでたたくなど暴力行為を繰り返していたということです。

日本大学東北高校・松井弘之学校長:「大変、ご迷惑をお掛け致しました。本当に申し訳なく思っております。非常に遺憾に思っておりますので、姿勢を正しながら、今後、こういうことがないようやっていきたい」

この部員は、男性教師らの暴力行為が原因ですでに転校しています。学校は男性教師に大会の引率などの校外での活動を自粛させていましたが、体育の授業や相撲部の指導は続けていました。男性教師は「部を強くしようと行き過ぎ指導をした」と反省しているということです。学校は詳しく経緯などをさらに調査する方針で、19日に緊急の全校集会を開くことにしています。