鉄道ファンの注目ニュース

【新幹線開業時のあさま車両があすから運行本数減】

新幹線あさまで使われている車両E2系は開業以来18年にわたって、長野−東京間を往復してきましたが、あすから運行本数が減り、来年3月には事実上引退します。E2系は現在、長野−東京間を毎日上下5本ずつ運行されています。しかしあすから本数が減り、来年3月26日のダイヤ改正以降は、年末年始などの中心に、臨時列車としてのみ運行される予定です。開業したのは1992年10月、長野オリンピックの3カ月でした。8両編成で乗車定員は630人、最高速度は時速260㎞です。それまでおよそ3時間かかっていた長野−東京間を最速およそ1時間20分で結び、沿線の住民は歓迎しました。今年3月、北陸新幹線として金沢延伸したのに伴い、新型車両のE7系W7系が導入され、E2系と徐々に入れ替わっています。JR東日本によると新型車両の方が静かで揺れが少ないなど、設備面で整っていて、人気が高いことが、E2系、事実上引退の大きな理由ということです。