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【JR山手線新型車両 トラブルで1日の運転取り止め】

営業運転を開始したばかりのJR山手線の新型車両で、11月30日夜、運転席に異常を知らせる表示が出るといったトラブルが相次ぎ、JR東日本は1日の運転を取り止め原因を調べることにしています。

山手線では13年ぶりとなる新型車両「E235系」1編成が30日午後3時すぎから営業運転を開始しました。

ところが、30日午後11時前、大塚駅に停車したところ、運転席に異常を知らせる複数の表示が出たということです。運転士は自動ブレーキの効きの弱いと感じたということで、車両を点検するため、外回りがおよそ40分間運転を見合せしました。

この車両では30日午後7時前にも、大崎駅で正しい位置に停止したものの、ドアが正常に開かないトラブルが起きていたため、JR東日本は新型車両を営業運転から外し、大崎駅近くの車両基地に回送しました。

JR東日本は、新型車両について1日の運転を取り止め、原因を調べることにしています。

一方、1日の山手線の運行については、ほかの車両で対応し始発から平常通り運転できるということです。