日本代表の28人 発表

今年11月、日本と台湾で開かれる野球の国際大会プレミア12に向けて日本代表の最終登録メンバー28人が9日発表され、小久保裕紀監督は「世界一を取りに行く為頑張ります」と意気込みを話しました。

プレミア12は、世界野球ソフトボール連盟が初めて開く国際大会で、世界ランキング上位の12の国と地域が出場します。

野球の日本代表、侍ジャパン小久保裕紀監督は9日、都内で記者会見し日本代表のメンバー28人を発表しました。

このうち半数近くにあたる13人がピッチャーで、広島のエース、前田健太投手やパシフィック・リーグ最多勝などのタイトルを獲得した北海道日本ハムファイターズ大谷翔平投手。

また東北楽天ゴールデンイーグルスの抑えで19歳の松井裕樹投手などが選ばれました。

さらに、ルーキーではただ1人横浜DeNAベイスターズのクローザー、山崎康晃投手が選ばれました。

一方、野手では今シーズン打率3割、ホームラン30本、盗塁30個のトリプルスリーを達成した東京ヤクルトスワローズの山田哲人選手と柳田悠岐選手が選ばれました。

また、パシフィック・リーグのホームラン王と打点王を獲得した埼玉西武ライオンズ中村剛也選手が国際大会で初めて日本代表に入りました。

小久保裕紀監督は「今シーズンの活躍や過去の代表での経験などを踏まえて選考した。日本が誇る投手陣を中心に、世界一を取りに行く為頑張ります」と話していました。

日本代表は11月2日から合宿を行い、8日に札幌ドームで行われる韓国との開幕戦に備えます。