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これで本当のお別れとなります。定期運行を終えてからも臨時便として最後のブルートレイン「北斗星」がついにラストランを迎えます。
午後4時20分。おそよ2000人のファンが見守る中、上野駅を出発したのは、最後のブルートレイン、寝台特急「北斗星」です。定員は188人。切符は発売直後に完売しました。
「17日からずっと北斗星で、3往復6本ずっと乗っている。同級生が引退するような感じ。非常に近い存在」
(鉄道ファン)
「北斗星見に来た」
「(Q.北斗星が来たら何がしたい?)写真撮る」(子ども)
1988年にデビューした北斗星は、その青い車体や食堂車などが人気を博しましたが、来年春に北海道新幹線が開業することや車体の老朽化を理由に、今年3月、定期運行を終えていました。その後も臨時列車としての運行が続いていましたが、22日の札幌からの折り返し運行で本当にお別れです。
最終列車は22日夕方に札幌駅を出発し、上野駅には23日午前に到着予定です。