萩原さん死亡交通事故、護送車の警部補ら書類送検へ

俳優の萩原流行さんがオートバイで転倒し死亡した事故で、警視庁の護送車の車線変更が転倒につながったとみて、警視庁は、今月中にも運転していた警部補らを書類送検する方針を固めました。

この事故は、今年4月、東京・杉並区で俳優の萩原流行さんがオートバイを運転中に転倒し、警視庁の護送車に接触した後、後続の乗用車にはねられて死亡したものです。

警視庁が現場の実況見分や再現検証を行った結果、事故の直前まで左車線を走っていた警視庁の護送車が後方の安全確認を十分にせずに車線変更を行ったことが、転倒につながった疑いが強まったということです。

警視庁は、遺体の詳しい鑑定が終わり次第、今月中にも過失運転致死の疑いで、護送車を運転していた警部補と萩原さんをひいた乗用車の運転手を書類送検する方針です。