信州の注目ニュース

【「18歳選挙権」改正公選法成立、来年参院選から適用】

選挙権が得られる年齢を「20歳以上」から「18歳以上」に引き下げる改正公職選挙法が成立しました。来年夏の参議院選挙から、いよいよ「18歳選挙」が実現します。

選挙権が得られる年齢を「18歳以上」に引き下げる改正公職選挙法は17日、参議院本会議で全会一致で可決、成立しました。これより、来年夏に予定されている参議院選挙から「18歳選挙」が実施されることになります。

選挙権が得られる年齢が変更されるのは70年ぶりで、新たに18歳と19歳の未成年者およそ240万人が有権者に加わることになります。

ただ、去年12月の衆議院選挙では有権者のうち20歳から24歳の投票率が30%未満と最も低くなるなど若年層の低投票率が問題となっていることから、今後は高校生など若者たちへの「主権者教育」の充実が課題となります。