【千曲川の河川浸食 堤防の応急復旧工事】 台風19号の影響で、千曲市を流れる千曲川の河川敷が浸食を受けているのが見つかり、国は応急の復旧工事を始めた。川岸が大きい所で幅m、長さ30mほど浸食され、波消しブロックなどを設置する。

【岡山県倉敷市のボランティが炊き出し支援】 去年７月の西日本豪雨で被災した岡山県倉敷市のボランティアが長野市の被災地で炊き出した。豚汁とおにぎりおよそ100食を提供した。企画した男性はコーヒーも振る舞った。

【被災農地の復旧遠く】 長野市の被災地では堆積した泥がリンゴの木を弱らせてしまう可能性があり、農家が撤去に追われている。長野市は土砂の流入が多かった長沼地区の農家に撤去の案内通知を送った。早ければ来週から開始する予定。

【千曲川堤防決壊から1カ月・長引く避難生活】 千曲川の堤防決壊から1カ月。浸水被害を受けた長野市では今もおよそ700人が避難所生活を続けている。長野市は今月末をめどに避難所を閉鎖する予定だが、避難者の状況によって延期も検討する。

【台風で傷ついたリンゴ 東京で販売】 被災農家を支援しようと東京・銀座の無印良品で台風で傷ついたリンゴの販売が始まった。浸水はしなかったものの、傷がついて出荷できないリンゴを１個130円で販売。買い物客が求めていた。

【長野市北部 被災地域に防犯カメラ】 防犯カメラが新設されたのは、長野市赤沼など台風19号で浸水被害を受けた地域。 警察によると、国道18号沿いなどの9カ所に計10台を来月10日まで期間限定で設置する。警察や消防団のパトロールを補う狙い。

【「農業ボランティア」が発足 活動開始】 台風で被災した農地の復旧作業を進めるため農業ボランティアが立ち上がり、リンゴ畑のごみの撤去などを始めた。14日はボランティア400人が参加。被害状況を把握しながら、雪が降る前に畑の復旧を目指す。